2007年2月21日 日常
「熱があるの?大丈夫?」

「顔が赤いっていうか、すごいピンクだよ」

どうしたらそんなピンクになるの?
と聞かれたけれど

それはあたしが知りたい。

何だか
ずっと熱っぽい。

風邪なのかなと思ったけれど
ちょっと違う気もする。

なんていうか、顔が熱い。

そのせいで
頭もぼんやりしてて。

結局、この日は何をやっても空回りだった。
つい、役立たず・・と心の中で自分に言った。

*

冬の朝は冷たさで手が真っ赤になって
痛くなるから、ちょっぴり苦手だ。

でも、空気がとても澄んでいて好きだ。
綺麗な気持ちになれる。

汚いものなんか、すべて洗い流してくれるような
そんな特別なものがある気がする。

こんなことを言う自分が
今は何より嫌だけど。

*
 
最近、ひとりでいる時間が増えた。

そして、周りがどんなに騒々しくても
自分の静かな心の中で、ふと、日常がとても特別なもののように感じ、
小さな瞬間がキラキラと輝いてみえている。

お腹いっぱいでは見えない、儚い美しさのようなもの。
あたしはまだ、キレイメガネをかけているらしい。    

 

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