電車を乗り継ぎ少し歩いて美術館に行った。展示された作品はどれも面白く素晴らしくて心の中が静かにざわざわした。この絵は何に見えて、どういうことを表しているのか?何に気が付くか?そんなことを話ながら時間を気にせず過ごした。館内のお店でゴッホの『夜のカフェテラス』が気に入ってそれの本に挿むしおりを買った。あの人はシャガールを買っていた。おそろいだから、本を読むたびに、わたしは今日のことを思い出すのだろう。シャガールの絵をみて思い出すのは映画「魔女の宅急便」のキキの友達で絵描きの彼女の絵。彼女が描いていたそれがシャガールの絵によく似ているのだ。絵は何かしら誰かしらの影響を受けている場合が多いもの。文章も好みもそうかもしれない。気付かず似たことをしているときがわたし自身よくあるから。 沿いの公園を魚がいるーあの橋渡ってみたいねーとか川が流れてて中を歩いたり顔より大きくて背もわたしより高い蓮の池を見つけて感動したりしながら見つけた池沿いの風の通りのいいレストランでランチ。 おしゃべりしながら、静かで心地よい時間が流れていた。そしてまた電車に揺られて街中に戻り、賑やかな場所にありながらも落ち着いた雰囲気のオープンカフェでショコラショーを注文。レミーマルタンを入れたのがすごく美味しくておそらく虜になった。カウンターでは立ったままギャルソンと会話を楽しむ女性、奥のソファでは会話に活気があり、好きながやがや感。ゆっくり長く居た気がする。カフェを出て、洋服を見て暖色の色使いが好みのストールを見つけたり、リクエストされた花屋さんに案内して真剣に品定めか勉強?したりした。 美術館に公園、カフェ静かで豊かな時間を過ごせて感覚が研ぎ澄まされたように、心潤った。わたしには珍しく穏やかで素敵ないちにち☆。・また行こうね。と約束をして別れた。次会うのは何ヵ月後だろうか。次は島、行こ!島!!屋久島とか。
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